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  • 執筆者の写真eno_flippers

写真で振り返る2021シーズン


チームカメラマンのsolaris*です。 江ノ島フリッパーズは12/19のリーグ戦で今シーズンを終えました。昨年に引き続きコロナに翻弄され、モチベーションの維持が今まで以上に難しかった1年でした。

チームカメラマン2シーズン目、公式戦・練習試合の大半に帯同させてもらった1年を、カメラマン目線で振り返ってみたいと思います。


1.歓喜の瞬間

喜びを爆発させるシーンは、カメラマンにとって最高のシャッターチャンス! 今年最も印象に残ったのは、この2試合でした。

10月17日 vs VERDORERO港北戦 

VERDRERO港北戦の前半は、得点決まりそうで決まらない、0-0で折り返すじれったい展開。そして後半開始直後、40 須田のゴールをきっかけに、この後フリッパーズの得点が爆発!待ちに待ったゴールに、選手もベンチのスタッフも沸き上がりました!


11月14日 vs 山王FC戦

山王FC戦はあわや敗戦かと思われた終盤ギリギリでの、29 山本の加入初同点ゴール!この試合、LIVE配信できなかったのが残念なくらいのバチバチの戦いで、全員で必死に繋いだ執念の1点でした。2 古沢の弾ける笑顔も含めて最高だったな。


次シーズンも、こんな歓喜の瞬間がたくさん見られますように!


2.This is 江ノ島フリッパーズ

8月1日 TRM vs GRAN SUMA

チーム理念の「楽しんで勝つ」を実現するために、最も必要なこと・・・

「楽しむ」ためには「勝つ」が不可欠。 「勝つ」ためには戦術に対する共通認識をもち、チームとしての意思統一を図る必要があり、練習時間も限られる社会人チームでは、お互いが意識して・積極的に意思疎通を図っていくことが何より大事になってきます。


そんな選手同士が言葉を交わすシーンが、最も「This is フリッパーズ」だなって思います。


40 須田や4 松本をはじめとした年長選手は、経験を通じてチームとしての意思疎通の大切さをよく知ってるので、(時にイジリも交えつつ笑)若手選手に話しかけていく場面をよく見かけます。

9月19日 TRM vs FC SOCIOS

(19 添田はKDFC、デフフットボール神奈川選抜でも活躍する選手。この雰囲気とても良かった)

お互いの意思疎通は、「楽しむ」にも「勝つ」にも欠かせない。 フリッパーズでは自分の意見を言うし、相手の意見も聞くし、その上でどう考えて行動するかが大事にされている、って撮りながら感じます。 新加入選手・若手選手は年齢差でしり込みしちゃうこともあるかもしれないけど、既存メンバーを圧倒しちゃうくらいの勢いで、バンバン発言してチームに絡んでくれるといいな!


3.In the Game

「試合中に何を撮るか」にカメラマンの個性が出ると思うんですが、私は選手の「顔」を狙うことが多いです。

4月25日 TRM GSFCコブラ

7 田代は昨シーズンキャプテンに抜擢されてから、この2年でびっくりするくらい「戦う男」の顔になった気がします。

思い通りにならない試合展開の時に、誰よりも悔しそうな顔をしてるからこそ、めっちゃ走るし球際厳しく勝負に行くのかもしれません。

12月19日 県リーグ vs デスペルーホ藤沢

大敗したLEOC FC戦、デスペルーホ藤沢戦の後の彼の顔は、シャッター切るのもためらわれるほどでした。その悔しさを次シーズンで晴らしてほしいって、心から思います。


4.Off the Pitch

3月28日 TRM vs 六浦FC

23 松田にとって、今年は受難の年でした。シーズン開幕直前のまさかの負傷で、長期戦線離脱を余儀なくされることに・・・


今シーズンはOff the Pitchで古屋トレーナーと二人三脚のリハビリが続きました。

古屋トレーナーはフリッパの元選手で、選手の個性やコンディションを知り尽くしており、カスタムメイドなリハビリメニューを提供してくれます。

そのほか試合前のテーピング、アップ、ストレッチ&マッサージと、サポート体制は万全。そんなトレーナーさんの存在も、フリッパーズの強みの一つだと思います。

12月12日 TRM vsコラソンプリンシパル

そんな手厚いサポートの下、来シーズンは完全復活して劇的ゴールを決めてくれるの、待ってます!

その決定的瞬間は絶対カメラに収めるし、「情熱大陸」ばりに作品として仕上げます笑



5.今シーズン(カメラマン的)ベストショット

9月5日 TRM vs藤沢ユナイテッド

美しいキックフォームとか、超絶ファインセーブとか、いわゆる「サッカー写真」としてのベストショットは、実はいくつもあります。


だけど敢えて、個人的な「ベスト」はこの1枚を。


チームカメラマンになったきっかけは、最初に中村監督に声をかけてもらったことでした。

2019年に選手を引退された際、「どうして監督になろうと思ったんですか?」って聞いたことがあります。


「自分より上手い選手がたくさんいる。自分がプレーするよりもサポートに回ったほうが、みんながより良いプレーができると思った」


その言葉がずっと頭に残ってて、そんな監督のチームへの向き合い方を撮れたら、と思ってました。


今シーズンそれを一番表現できたかなと思ったのが、この1枚。 「活動中はチームのことに集中してほしい」って言ってた監督の向き合い方が、この1枚で伝わるといいな・・・伝わるように、写真もっとクッソ上手くなります。


今シーズンで退任されてしまうのは残念だけど、これからは代表として、ずっと見守っていてください。

もちろんベンチの代表の席は、いつでも空いてますよ笑 待ってます!



カメラマンとして2021シーズンを振り返って


まずは、こんなサッカーIQド底辺BBA(4級審判取ったのに未だにオフサイドわからない)をチームカメラマンとして帯同させてくれたことに、深く深く感謝します。


冷静に考えてもBBA1人交じってるって、めちゃめちゃやりづらいと思うんですよ。みんなちゃんとしてる大人なので、年齢が(かなり)上というだけで気を遣ってもらっていて、いろいろ申し訳なく・・・

でもスタッフに加えてもらったことで、最近はいい意味で「空気のような存在」になりつつあり、1試合のいいシーンを撮るだけじゃ絶対見えない「社会人チームのリアル」を撮らせてもらってるなと思います。


壮大で高尚な理想を掲げるクラブもあって、素敵だし、憧れます。

でもクラブ理念にあるような、身近な人に信頼されながら自分たちも楽しみ、できることを確実にやっていくクラブには別の魅力があるし、その魅力を写真を介して、サッカーに全く興味のない人たちにも伝えられたらいいなと思ってます。




次シーズンは体制も変わり、降格チームも多くなるため、例年以上に厳しいシーズンになります。「楽しんで勝つ」ために写真を通して何をやってゆくか、私自身も考え、発言しながら撮らせてもらおうと思います。


2022シーズンも、江ノ島フリッパーズをよろしくお願いします!



オマケ:

選手のサービス精神にめっちゃ救われてるし、こういうの大歓迎です笑

7月4日 県リーグ2部B 3節 vs 大沢FC

(絶対撮られてるの分かってやってるでしょ、最高か笑

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